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面接で角を立てない勤務条件や福利厚生の聞き方のコツ

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勤務条件や福利厚生は、就職先・転職先を選ぶ際に重要な要素の1つ。残業時間はどれくらいか、残業代はちゃんと支払われているのか、転勤の可能性や育児休暇の取得状況はどうなのかなど、勤務条件や福利厚生は、ホントのところをできれば確認しておきたいですよね。ただ、勤務条件や福利厚生に関する質問は、聞き方に配慮が必要で、そのままストレートに聞いてしまうと、企業からの印象があまりよくなくなってしまいます。

印象よく上手に確認するために、勤務条件や福利厚生の聞き方のコツを押えておきましょう。

ストレートに質問しない

  • 「残業はどれくらいですか?」
  • 「転勤はありますか?」
  • 「育児休暇を活用している人はどれくらいいますか?」

本当に確認したいのは、このような勤務条件や福利厚生の実態だと思いますが、角を立てずに確認したいならば、そのままストレートに質問するのは避けましょう。

最終的に、「残業があるのか」「転勤の可能性はどれくらいあるのか」など確認したい情報が聞き出せればよいのですから、「ストレートに聞く」のではなく、「仕事や入社に対する前向きな意欲を伝えながら、やんわりと確認する」という原則を忘れないでください。

HP等の求人情報を確認してから「詳細」を確認する

では、前向きな意欲を伝えながら勤務条件や福利厚生を確認するにはどうしたらよいかですが、これには2つポイントがあります。

まず1つめは、面接前にHPや転職情報サイトを確認し、公開されている求人・企業情報を踏まえた上で、「さらに詳細を確認する」というスタンスで質問するということです。たとえば、こんな具合です。

【質問例】

  • HPを拝見したら、○○という制度があり、とてもいいなと思ったのですが、実際にはどのように利用されていますか?」
  • 「勤務地は●●と××、★★とあり、転勤の可能性ありとありましたが、実際にはどのようなジョブローテーションが行われていますか?」

この聞き方であれば、「事前に情報をきちんと調べてきている」=「応募を真剣に考えている」という前向きな姿勢が伝わるので、角も立ちにくくなるでしょう。

前向きな意志と共に伝える

2つめは、「前向きな意志と共に伝える」ということです。応募者が勤務条件や福利厚生に関する質問をすると、企業がなぜあまりよい印象を持たないかというと、

  • 「まだ採用すると決まったわけじゃないのに、条件ばかり気にするなんて、入社してからも自分の権利ばかり主張しそうだな」
  • 「自分が会社にどう貢献できるか?よりも、会社が自分に何をしてくれるか?ばかり考えそう」

と感じてしまうからです。ですから、そのような目的で質問しているのではなく、前向きに、会社に貢献したいからこそ確認したいのだと伝わるように聞きましょう

【質問例】

  • 「結婚し、出産した後もフルタイムでしっかり仕事をしていきたいと考えていますが、御社での育児休暇を取得して働いているワーキングマザーはどれくらいいらっしゃいますか?」
  • 早く会社に慣れるよう、社宅を利用したいと考えていますが、社宅制度を活用されている方はどれくらいいますか?」

このように仕事に対する意欲を伝え、ギブ&テイクの「テイク」ばかりを考えているわけではないと、質問内容に盛り込んで伝えていきましょう。

内定後の確認ならさほど角は立たない

勤務条件や福利厚生をうまく聞き出す質問例は、ネットでも例文をすぐに見つけられますが、その受け売りは面接官にすぐ見抜かれますので、自分ならではの質問を考える必要があります。

そして、その質問をして本当に「角が立たない」のは、それまでの面接のコミュニケーションの流れやあなたの発言の印象からずれていないときです。「あれ?なんか今まで話していたことと違う?」となれば、「勤務条件や福利厚生が聞きたいから、回りくどい言い方をしているんだな。結局気になるのはそこか」と見透かされてしまうでしょう。つまり、面接で角を立てずに勤務条件や福利厚生を確認するのは、実は結構なコミュニケーション能力が必要なのです。

「それはちょっと、難易度が高そう…」と思ったら、勤務条件や福利厚生の確認を内定後にずらしてみましょう。

内定後であれば、多少ストレートに確認しても、それで内定が取り消されることはないですし、そんなにマイナスの印象も持たれません。もし勤務条件や福利厚生が今回の転職のこだわりの条件ではないならば、質問するタイミングをずらすだけで、確認の難易度はぐんと下がるのです。

でもやはり選考中に確認したい時は…

しかし、「今回の転職は勤務条件をよくするためだから、それは内定前にしっかり確認したい」という方もいらっしゃると思います。そんなときは転職エージェントを活用しましょう。

わざわざ企業に直接確認しなくても、転職エージェントがいままでの企業との付き合いのなかで応募先企業の情報を知っていることがありますし、そうでない場合も転職エージェント経由で企業に質問すれば、「あなたが聞きたい情報」ではなく、「転職エージェントとして確認しておきたい情報」として確認してもらうことも可能です。だから、どんなタイミングであれ、あなたが企業に直接質問するわけではないので、全く角が立ちませんし、「角を立てないように」という気遣いやコミュニケーション能力も不要です

  • 「勤務条件や福利厚生について、事前に確認しておきたいけれど、いろいろ質問内容を考えるのは面倒」
  • 「そもそも、そんな前向きな質問をするタイプじゃない・・・」

という方は、転職エージェントに自分の苦手な分野を任せて、それ以外の活動に注力できる環境を整えてみてはいかがでしょうか。

ライター紹介

小松紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン

一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会

1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp

国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp


株式会社アールナイン

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