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面接で困らない!退職理由の伝え方

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転職理由を調べる民間企業の各調査では、「他にやりたい仕事があった」というポジティブな理由が上位になることも多いですが、実際の現場では、純粋にポジティブなエネルギーだけで転職する人のほうが、むしろ少ないように思います。

新しい環境へとチャレンジする転職活動は、かなりのエネルギーを必要としますから、本音の退職理由は、

  • 上司と合わなかったから。
  • 仕事がどうしても向いていないから。
  • 給与など、待遇条件がよくないから。

など、やむにやまれぬネガティブな状況を改善するためという理由が、多いのではないでしょうか。

本音の退職理由はどんな理由でもいいのですが、それをネガティブなまま面接で伝えるのは得策ではありません。面接対策では、次の3つの視点を取り入れて好印象な退職理由にまとめていきましょう。

他人や環境のせいにしないで伝える

  • 上司や先輩、同僚と気が合わなかった。
  • 仕事が単調でつまらなかった。
  • 社風が合わなかった。
  • 会社の方針に合わなかった。
  • サービス残業ばかりだった。
  • 休みが全然なかった。
  • 給与が低かった。

本音をいえば、周囲や環境のせいにしたいことも多いでしょう。しかし、面接でそのまま伝えると、「他責(人のせいにする)傾向が強い人」「何かあったら、すぐに会社や職場のせいにして、不満を持ちそうな人」という印象を面接官に与えてしまいます。退職理由は、他人や環境のせいにしないようにしましょう

かわりに、「自分にも、何か改善できる点があったのでは?」「自分にも反省すべき点があったのでは?」という視点で客観的に退職理由を捉え直してみると、違う伝え方が見えてくるのではないかと思います。これは退職理由以外でも、「今までの職場の失敗談は何かありますか?」などの失敗を答える場合にも共通する大事なポイントです。

どんな理由でもポジティブに伝える

他人や環境のせいにしないのとあわせて大切なのが、「どんな理由でもポジティブに伝える」ということです。退職理由がネガティブであったとしても、それを感じたそもそもの原因は、「本当はこんな働き方をしたい」「本当はこんな環境で働きたい」という、どこか前向きな思いがあったのではありませんか。その思いを見つけてみましょう。

そしてその思いをそのままに、他人や環境のせいにしないで、ポジティブに伝えるようにすれば、退職理由も次のように変わっていきます。ここではよくあるネガティブな退職理由と、それをポジティブに伝える「伝え方のポイント」を見ていきましょう。

【よくあるネガティブ理由①】「残業が多い」「休みがない」

⇒ポジティブに変えると・・・

「オンとオフのメリハリをつけて、より集中力高く仕事に取り組める環境で、成果を出し、成長していきたいと考えました」

<伝え方のポイント>

「休みたい」のではなく、休むことによって得られる効果や、「効率的に仕事をしたい」「仕事に集中したい」という仕事上のメリットにフォーカスする。

【よくあるネガティブ理由➁】「給与が安い」

⇒ポジティブに変えると・・・

「仕事に打ち込んで、成果をあげた分がきちんと評価し、収入に反映されるような環境で、モチベーションを維持しながら仕事をしたいと思いました」

<伝え方のポイント>

一般的にも低い給与であったとしても、給与の低さに文句は言わない。「仕事は頑張りたい」「その分を、評価してほしい」という、「仕事を頑張る」(会社に利益を提供する)ことを先に述べる

【よくあるネガティブ理由③】「社長がワンマン」「経営者(や上司)と合わない」

⇒ポジティブに変えると・・・

「自分の意見やアイデアを積極的に提案しながら、仕事にチャレンジしていきたいのですが、なかなか意見を聞いてもらえる環境ではなかったので、自由に意見が言える環境で仕事に打ち込み、成長したいと思い転職を決めました」

<伝え方のポイント>

経営者や上司の個人攻撃はしない。あくまで、自分が意見やアイデアを持って積極的に仕事に関わっていきたく、そのために今の職場でも努力もしたが(努力をしていることがとても重要です)、その環境を実現するのがなかなか難しかった、というアピールをする。

【よくあるネガティブ理由④】「ノルマがきつい」

⇒ポジティブに変えると・・・

「目標も大切ですし、達成したいという思いで取り組んできましたが、数字だけではなく、数字にこだわりながらも、お客様の満足度や信頼関係を築くことを大切にしながら営業活動を行いたいと思いました」

<伝え方のポイント>

「ノルマが嫌」とは絶対に言わない。ノルマ重視になることで、起きている弊害や、ノルマがなかったら実現できる理想的な営業の状態をイメージし、「そのような環境で働きたい」と伝える。

退職理由と志望理由が1つのストーリーになるように伝える

そして、ポジティブにまとめた退職理由は、志望動機へとつながり、「1つの一貫性のあるストーリー」になるように意識してみてください。「ああ、そういう理由で退職するから、この求人に応募してきたんだね」と、面接官が納得できることが大切です。

たとえば、前述の「よくあるネガティブ理由④ノルマがきつい」の例が退職理由だったとすれば、

「目標も大切ですし、達成したいという思いで取り組んできましたが、数字だけではなく、数字にこだわりながらも、お客様の満足度や信頼関係を築くことを大切にしながら営業活動を行いたいと思いました。

御社の営業は、チーム営業としてチーム一丸となって、お客様のために提案を行うというスタイルなので、一人で提案するよりもよりよい提案ができ、よりお客様に満足いただき、深い信頼関係を構築できるのではないかと思い応募しました

という具合に志望動機につなげていくと、1つの一貫性のあるストーリーになります。(後半下線部分が、志望動機になります)。

本音の退職理由は、ポジティブなものばかりではないことは人事担当も理解しており、それをポジティブに言い換えるコミュニケーション力も見られていますので、しっかり準備して臨んでいきましょう。

ライター紹介

小松紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン

一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会

1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp

国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp


株式会社アールナイン

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