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転職に本当に有利な資格とは?

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転職するなら、資格があったほうが有利なのか。

資格がないと、転職で不利になることはあるのか。

インターネットを検索すれば、「転職におすすめの資格」という記事もあれば、「転職に資格はいらない」という記事も見つかります。本当のところはどうなのか。転職と資格の関係について理解し、本当に有利な資格があるのかどうか、知っておきましょう。

転職活動における「資格」の考え方

転職活動では、「資格があると有利なのでは?」というイメージがあるかもしれませんが、一概にそうとはいえません。そもそも、仕事において「資格」は大きく次の2つの意味があります。

①職務の専門性や特殊性から、その資格がないと業務が遂行できない資格(税理士、公認会計士、弁護士、薬剤師、建築士、建築施工管理技士など)

②その資格がなくても業務は遂行できるが、あれば能力の高さや熱意を裏付けられる資格(日商簿記、ファイナンシャルプランナー、TOEICなど)

①の「その資格がないと、業務が遂行できない」職種においては、「資格取得者」であることが選考対象になるための大前提なので、「有利かどうか」という問題ではなく、「資格を持っていないと転職できない」ということになります。

また②の「資格がなくても業務は遂行できる」職種においては、資格があれば確かに能力の高さや熱意を裏付ける1つの根拠にはなりますが、採用判断への影響度は他の要素(今までの経験や能力、人柄や応募意欲など)のほうがはるかに強いのが現実です。

ですから、「資格を取得したから、資格を活かして転職しよう!」とか「転職に有利になるように資格を取ろう」と、「資格」に期待をしすぎても、「資格」が転職にそれほど有利にならないケースも多々あることを理解しておきましょう。

「資格」は経験や熱意を裏付けるには便利

だからといって、資格が転職活動に全く役に立たないわけではありません。資格は経験や、これから目指す仕事への熱意を裏付ける役割を果たしてくれます。

特に、未経験の職種にキャリアチェンジしたいときには、何もないよりは、その業務に関連する資格を取得しておいたほうが、その「熱意」や「本気度」(あくまでも、資格取得によって得た「知識」ではないので誤解しないようにしましょう)を評価してもらえます。

たとえば、「この先、経理としてキャリアを築いていきたいけれど、今は営業事務として伝票処理の経験しかない」「今まで総務だったけど、経理にキャリアチェンジしたい」といったケースならば、日商簿記検定二級、または一級を取得すれば、経理業務の経験を資格が補い、熱意や本気度をより説得力を持ってアピールできます。

他にも、未経験の業務への意欲を資格取得で説得力をつけるならば、海外業務ならTOEIC、システムエンジニアならばITパスポートなどが該当するでしょう。業務に直結しなくても各業界や職種によって、持っていれば「意欲の表れ」としてプラス評価につながる資格がありますので、希望する職種や業界にプラスになる資格はないか、一度確認しておくとよいかもしれません。

【業界・職種別】転職活動でプラスになる資格

不動産業界

  • 宅地建物取引士(旧:宅地建物取引主任者)
  • 不動産鑑定士
  • マンション管理士・管理業務主任者
  • 土地家屋調査士

※不動産業界でも応募する業種によって、必要とされる資格は異なります。

金融業界

  • ファイナンシャルプランナー(FP
  • 証券アナリスト
  • アクチュアリー

IT業界

  • CCNPCisco Certified Network Professional
  • LPICLinux Professional Institute)
  • 基本情報技術者(初心者でもOK
  • ITパスポート試験(初心者でもOK

経営管理職・事務系専門職(人事、経理など)

  • 社会保険労務士(社労士)
  • 中小企業診断士
  • 日商簿記検定

海外関連業務・外資系企業

  • TOEIC

「転職」と「資格」で注意しておきたいこと

最後に、転職における資格取得について、注意しておきたいことを3つご紹介しておきます。

まず、資格取得のための離職は極力避けましょう。たとえ公認会計士や税理士などの難関資格であっても、その取得のために退職し、離職期間が長くなれば転職に有利などころか、不利になることさえあります。

そして、30代以降は、資格よりも実務経験が重視されますので、資格取得よりも実務経験を磨くことを優先しましょう。

即戦力が求められる30代以降の転職では、資格が活きるのは実務経験があってこそなので、「資格を取って転職を」という発想は危険です。転職にプラスになるのは、今までの実務経験のレベルを証明するための資格取得(海外業務経験が長い+TOEIC 900点など)のみであると理解しておきましょう。

最後に、資格ないからといって不安になるのはやめましょう。「業務遂行上、特定の資格が必要な職種」でもない限り、資格がないからといって転職で不利になることはありません。資格取得のために学ぶ知識は、あくまで「知識」です。それも大切ではありますが、より重要なのが実務経験であり、実務経験から学んだ知恵やスキルです。

「手に職を」と思うと、わかりやすい資格取得をイメージしてしまいがちですが、今までの業務経験で身につけたコミュニケーション能力や協調性、リーダーシップ、提案力、行動力などの「能力」も十分なアピール材料になりますし、評価対象になります。

「転職したいけど、資格もないし、手に職もないし…」と不安になったり、焦ったりするのではなく、自分がやりたい仕事に本当に資格が必要なのか、本当に資格があれば有利なのかをきちんと見極めていきましょう。

ライター紹介

小松紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン

一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会

1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp

国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp


株式会社アールナイン

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