名大社が伝える転職者向けメディア
POWERED BY 名大社
採用担当者向けはこちら
採用担当者向けはこちら

転職回数が多いときのアピール方法とは?

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn

「転職回数が多いと、不利になる」

転職活動では、このように言われてきました。確かに転職回数を気にする企業は多いですが、人手不足感が高まる今、以前ほどは転職回数も気にしない企業も増えてきています。転職回数が多くなってしまったことは、今からどうにかできるものではありません。今までの経験をうまくアピールする方法を身につけて、「最後の転職活動」に向けて準備を進めましょう。

 

転職回数はどれくらい多いと不利なのか?

転職回数は「在籍企業-1社」でカウントします。つまり、4社経験していたら、転職経験は3回になります。派遣会社に登録し、その派遣会社から何社かに派遣された場合は、派遣先の会社は経験社数には含まれませんので、登録している派遣会社を移らない限り、経験社数は1社としてカウントされます。

さてこの転職回数ですが、どれくらい多いと採用判断に影響するのかというと、転職情報サイト「リクナビNEXT」の「年代別の転職回数と採用実態」(2017.7)によれば、「転職回数12回」までは「気にする」と回答した企業は10%。つまり、経験社数でいうと3社までは、ほとんどの企業が「気にしない」ということになります。

しかし、「転職回数3回目」となると一気に回答が増え、40%が気にするように。さらに、「45回」では28%が「気にする」と回答しています。つまり、だいたい一般的には「転職回数3回、経験社数4社」以上になってくると、企業はその転職回数を気にし始めるようになるといえるでしょう。

ちなみに、この調査では「気にならない」と回答した企業も、全体の約15%あります。8社に1社は「転職回数を気にしない」ということになりますので、「気にしない企業も、結構多いのでは」と思うかもしれません。しかし「転職回数を気にしない」のは、「優秀であれば」「著しいキャリアがあれば」という条件が暗黙の了解として付いていることも理解しておいてください。

転職回数の多さをカバーするアピールのポイント

どれくらいの転職回数が不利になる可能性があるのかを理解したら、その挽回策を考えるためにも、「そもそも、なぜ転職回数が多い人を企業は避けるのか?」を理解していきましょう。

「転職回数の多い人は信用できない」といった人物判断を別にすると、それには大きく2つの理由があります。

まず1つ目が、転職回数が多い人は、転職に慣れているため、採用しても何かあった時にまたすぐに転職しまうリスクが高いことです。採用活動には、募集コストや採用担当の人件費など多くのコストがかかっています。コストをかけて採用した人材が、すぐに辞めてしまっては困るので、「辞める可能性が低い人」を企業は採用したいのです。

そして2つ目が、転職回数が多いと11つの経験が浅くなりがちだということです。どんな企業でも、重要な業務は、相応に勤務経験のある社員に任せます。転職回数が多く、短期間で会社を辞めてしまっている場合、「重要な業務を任されていない=同年代に比べて経験が浅い」とみなされてしまいます。

これらが経営上、事業運営上大きなリスクになるからこそ、「転職回数の多さ」は企業に敬遠されてしまいます。だから、この懸念点をいかに補い、企業に認めてもらえるかが、転職回数が多くなってしまった場合のアピールのポイントになってきます。

アピール方法①転職理由に一貫性を持たせる

転職回数が多いことをカバーするアピールで最も大切なのが、「これを最後の転職にする」という強い意志を持って面接に臨み、それを信じてもらうことです。ここで重要となってくるのが、「転職理由の一貫性」です。転職理由には、あなたの価値観や判断基準、キャリア観が表れます。

  • そもそも自分は何がやりたいと思っているのか。
  • それは何故なのか。
  • 今までの職場では、何故それができずに転職したのか。転職する前に、その職場で自分がやりたいことをするための努力をしたか。

この3つの視点から、今までの転職理由を見直し、一貫性があるようにまとめてください。転職回数が多かったとしても、「やりたいと思っていること」に一貫性があり、それができない環境が続いたため、あえなく転職した…というストーリーがあれば、転職回数の多さも納得性が高くなります

本音の転職理由は、「給与が安かった」「人間関係に不満があった」などだったかもしれませんが、しかし、あくまで自分自身がキャリアを考える上での前向きな選択の結果という軸で、もう一度整理しなおしてみましょう。

アピール方法②経験に一貫性を持たせる

前述した通り、転職回数の多さが敬遠されるのは、それによって1つ1つの業務経験が浅くなるのを懸念されるからです。転職回数は多くても、キャリアには一貫性があり、応募した職種に活かせる経験を積んでいることをわかりやすくアピールできれば、企業が抱くこの懸念は多少なりとも払拭できます。

職務が多種にわたり、業務の一貫性をアピールするのが難しいときは、「提案力」「チームのメンバーとの協調性」「お客様との関係構築力」「ミスなく丁寧にやりぬく力」など、各職務に共通する「能力」にフォーカスし、様々な業務を通じて自分の強みを磨いてきたことを伝えるようにしましょう。

アピール方法③職務履歴書は気合をいれて作る

「どうしても、この仕事がやりたい」「この企業で働きたい」…その誰にも負けない熱意が、転職回数や経験の浅さをカバーできることもあります。どうしても入りたい企業や、やりたい職種ならば、熱意が職務経歴書などの応募書類からも伝わるよう、書類は気合をいれて作成しましょう。その際は、以下の4点を意識してみてください。

  • 応募動機は、応募企業に合わせて、どうしてこの仕事がやりたいのかを語る。
  • 自己PRは、今までの転職経験を活かし、企業にどんな貢献ができるのかを伝える。
  • 転職の度にキャリアアップしていれば、それをわかりやすいように書く。
  • 見出しなど「読みやすさ」も意識して、A4版23枚にまとめる。

そして面接でも、「転職回数は確かに多いけれど、今度は違うかもしれない」「これだけ本気なら、入社後に成長してくれるかもしれない」と面接官が期待を持てるよう、堂々と自信を持って思いを語るようにしましょう。過去の転職回数はどうすることもできませんが、それをどう伝え、自分の何をアピールしていくかは、熱意と工夫次第でいかようにもできます。

「今度こそ、自分の希望を叶える!」という強い決意をもって、取り組んでみてください。

ライター紹介

小松紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン

一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会

1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp

国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp


株式会社アールナイン

関連記事

最終面接を突破するためのポイントは?

最終面接を突破するためのポイントは?

面接で困らない!退職理由の伝え方

面接で困らない!退職理由の伝え方

面接で角を立てない勤務条件や福利厚生の聞き方のコツ

面接で角を立てない勤務条件や福利厚生の聞き方の…

名大社が主催する東海地区の転職イベント情報です。
ジモト東海地区に根ざした企業が多数出展しますので、
ぜひご来場ください。

名大社が主催する東海地区の転職イベント情報です。
ジモト東海地区に根ざした企業が多数出展いたします。ぜひご来場ください。