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退職に必要な手続きや書類は?初めてでも安心の退職マニュアル

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「退職する」と意志が固まったら、退職に向けた準備を始めます。特に初めての退職では、いつ何をすればよいのか、必要な手続きや書類はどんなものがあるのかわからず、不安ですよね。そこで今回は、「退職する!」と意志が固まった日から、無事に退職するまでの必要な手続きや書類についてまとめました。

「退職する」と決めてから、退職に必要な手続き

まずは、退職が決まってから退職日を迎えるまでの必要な手続きを確認していきましょう。

①退職日を決める

仕事上の区切り、有給休暇の残り日数、ボーナスの支給日などを考慮しながら、退職日を決めます。法律上は、「退職届は14日前まで」に提出すればよいことになっていますが、就業規則で「退職日の30日前」「1ヶ月前」と定められていることもありますので、確認しておきましょう。

また、引継ぎや後任の手配の必要性から、23ヶ月前に退職の意志を伝えておいたほうがよいこともありますので、退職の意志を伝えるタイミングは現状の業務や職場の環境、立場なども考慮する必要があります。

②上司に退職の意志を伝える

退職日が決まったら、上司に退職の意志を伝えます。予め時間を取ってもらい、会議室などを落ち着いて話せる場所を用意しておきましょう。この時に、退職への迷いが見えると引き留めにあう可能性が高くなります。退職の相談ではなく、「退職」という決定事項を伝えるという強い意志を伝えるようにしましょう。

③退職届を出す

上司に退職の意志を伝え、それが認められたら退職届を出します。退職届は、会社が退職を承諾し、退職することが確定した後、事務手続きの記録として使われるものです。企業によっては所定のフォーマットがありますので、確認しましょう。

④引継ぎの準備を行う

退職届を出したら、後任者への引継ぎがスムーズに行えるように、業務をまとめる、チェックリストやマニュアルをつくる、資料を整理する、取引先に挨拶をするなど、退職に向けた準備を始めましょう。

退職時に企業に提出・返却するもの

さて、必要な手続きを終えていよいよ迎える最終出社日。この日には企業に提出・返却するものと、企業から受け取る書類がありますので、確認しておきましょう。まずは企業に提出・返却するものからです。

①健康保険被保険者証

健康保険は、在籍する企業で加入しますので、退職時には現在の健康保険は脱退することになります。扶養家族がいる場合は、扶養家族分も返却します。

②身分証明書、社員章、名刺

社員であることを証明するものはすべて返却になります。職務上受け取った名刺も返却する必要があるケースもありますので、企業に確認しましょう。

③通勤定期券

現物支給だった場合には、返却します。

④制服・作業着

制服や作業着が支給されていた場合には、クリーニングに出してから返却します。

⑤その他の事務用品や業務上の制作物

経費で購入した事務用品、業務上の制作物(資料、プログラム、フォーマット等)も返却します。

退職時に企業から受け取るもの

次に、退職時に企業から受け取るものです。中には最終出社日を過ぎてから、自宅に郵送されるものもありますので、人事担当者に確認しておきましょう。

①離職票

会社を退職したことを証明する書類で、失業給付の受給手続きの際にハローワークに提出が必要となります。そのため、転職先が決まっている人は必要ありませんが、「転職先が決まっていることを今の会社に知られたくない」場合は、離職票をもらっておきましょう。

離職票は、退職日の翌日から起算して10日以内に会社から交付されるため、退職してから郵送されるケースが多いようです。

②雇用保険被保険者証

雇用保険の加入者であることを証明する書類で、転職先への入社手続きや、失業給付の受給手続きに必要となります。 

③源泉徴収票

所得税の年末調整に必要となり、転職先で提出を求められます。退職した年内に再就職しなかった場合は、翌年の315日までに確定申告が必要となりますので、気をつけましょう。これも退職精算をしてから後日郵送されるケースがあります。

④年金手帳

公的年金の加入者であることを証明するもので、転職先でも同じものを使います。会社が保管している場合には、忘れずに受け取りましょう。

➄健康保険被保険者資格喪失確認通知書

退職後、転職先が決まっておらず、国民健康保険に切り替える場合に必要となります。

⑥健康保険任意継続被保険者資格取得申出書

退職後、転職先が決まっておらず、任意継続被保険者制度を利用する場合に必要となります。

任意継続被保険者制度は、会社を辞めてもその健康保険を最長2年間利用できる制度で、一定の要件を満たす個人が任意で加入できます。この手続きに必要なのが、「健康保険任意継続被保険者資格取得申出書」です。

基本的には自ら健康保険組合に問い合わせる必要がありますが、企業に用紙があったり、説明してくれたりするケースもありますので、制度を利用する可能性がある場合には、退職時に確認しておきましょう。

転職先の企業に提出が必要なもの

退職時に受け取った書類のうち、次の書類は転職先の企業に提出が必要となります。転職先が決まっていない場合や、退職してから転職先に入社するまである程度の期間がある場合は紛失しないように気をつけましょう。

①雇用保険被保険者証

転職先で雇用保険に入るために必要です。もし紛失してしまっている場合は、ハローワークで再発行手続きをしましょう。

②源泉徴収票

退職した年内に再就職した場合に、年末調整のために入社した企業に提出します。

③年金手帳

企業を退職し、その後すぐに転職しない場合は、健康保険、厚生年金、税金などの手続きを自分で行う必要があります。それぞれ必要な書類を確認し、手続きを忘れないようにしましょう。

ライター紹介

小松紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン

一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会

1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp

国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp


株式会社アールナイン

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