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転職活動におけるシンプルな自己分析のコツ

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転職活動は、「自分は何がしたいのか?」「何ができるのか?」を棚卸する自己分析から始まります。自己分析がしっかりできていれば、転職活動はスムーズに進みますが、ここでつまずいてしまうと「情報収集の方向性を誤る」「面接が上手くいかない」という事態に陥ってしまいます。

だからこそ、自己分析に関する情報はたくさんあり、自己分析のやり方から自己分析のためのシートやフレームワークまで、ネットで簡単に探せるのですが、多くの質問項目に対して時間をかけて考えているうちに、「自己分析をすることが目的になっている」「結果として、何がやりたいのか、わからなくなってしまった」なんてことも・・・。

そこでここでは、「転職活動を成功させる」という目的のもと、できる限りシンプルな自己分析のコツをご紹介します。

自己分析のステップ① 今までのキャリアを整理する

最初に、自分の今までのキャリアを棚卸していきましょう。

新卒入社してから今まで、どんな部署で何の業務をしていたか、時系列に具体的に書き出してください。「営業目標達成率130%で、部署で表彰を受けた」などの特筆すべき成功体験や、「発注ミスでお客様からクレームになった」など自身の成長につながった失敗体験も書き出していきましょう。他にも、思い入れの強かった業務や、やりがいを感じた業務なども具体的に書いていきます。

これは「洗い出し」の作業なので、まずは思い出せる限り書いていきましょう。一通り書き終わったら、それを眺めてみてください。今までのキャリアを振り返り、新卒入社してから現在までを追体験することで

  • 「今まで自分は何をしてきたのか?」
  • 「その業務のなかで何が強み、弱みだったのか?」
  • 「なぜ転職したいと思うようになったのか?」
  • 「次にどんな仕事がしたいのか?」

という思いがはっきりしてくるのではないかと思います。ここしっかり書き出しておくと、職務経歴書の作成や面接準備もスムーズになりますので、時間をかけて取り組みましょう。

自己分析のステップ② 転職して実現したいことを考える

今までのキャリアを書き出したら、次に「転職して実現したいこと・やりたいこと=転職活動の軸」を考えていきます。

ここで便利なフレームが、ドラッカーが提唱するwillcanmustの輪」です。転職活動では今までのキャリアを整理した後に、このwill(やりたいこと)」「can(できること)」「must(やらなければならないこと)」を整理していくと、考えをまとめやすくなります。

転職活動では、この「willcanmust」のバランスが重要で、「やりたいこと」があってもそれが「できること(=スキル、能力)」と一致していなければいけないですし、さらに「企業から求められて」いなければそもそも転職ができません。つまり、3つが重なる仕事を見つけるのが最も幸せな転職になるのですが、ここで一番重要なのが、「転職して実現したいこと、やりたいこと」=「will」をはっきりさせることです。

「やりたいこと」をするためには、「できること(=スキル、能力)」も必要ですし、企業から求められていなければ始まりませんが、かといって「できること」や「求められていること」ベースで考えても、自分のやりがいや満足にはなかなかつながりにくいものです。

「でもやりたい仕事がよくわからない…」という場合は、今までの「やりがいを感じた業務」や「思い入れが強かった業務」にヒントがありますので、思い出してみましょう。

自己分析のステップ③ 「実現したいこと」に役に立つ「can」を見つける

will(やりたいこと)」が明確になったら、次は「can(できること)」です。今までのキャリアで身に付けた経験や知識など、「できること」はいろいろあると思いますが、そのなかから自分の「will(やりたいこと)」を実現するために、役立つ「can(できること)」を探してみてください。たとえば、「新規開拓中心の営業から、ルート中心の営業になりたい」ならば、今回の転職では様々な「can(できること)」のうち、「顧客との関係構築力」「お客様の要望を聞き出す能力」「細かな気遣い」などが強みになります。

自分の「will(やりたいこと)」を実現するために、どんな能力が役に立つのかわからない場合には、実際に求人情報に記載された、求人条件を確認しましょう。

自己分析では「強み」と「弱み」を明確にすることが重要だと言われていますが、これらはやみくもに行うよりも、will(やりたいこと)」を実現するための「強み」と「弱み」という視点で分析したほうが効果的です。どんな強みでも、「will(やりたいこと)」と関係ない能力であれば、面接でのアピール材料にはならないからです。

そしてもし、will(やりたいこと)」を実現するために役立つ「can(できること)」があまりにも少ない場合は、キャリア不足ということになります。その際は、「can(できること)」から考えて「will(やりたいこと)」を見直す必要があるでしょう。

自己分析のステップ④ 転職先で譲れない条件を書き出す

今までのプロセスが自分の「これまでの整理」とすれば、最後は「これから」に向けた整理です。転職先を探す際に、「これだけは譲れない」条件を書き出し整理しましょう。

何かを変えたいからこその転職ですが、自分の希望が全て思い通りに叶う転職はめったにありません。だからこそ、応募する企業に何を求め、何は妥協できるのかを自分自身、納得して認識しておく必要があります。そのためにも、

  • 今回の転職で最も変えたいことは何か。
  • 譲れない条件は何か。
  • できれば変えたいけれど、変わらなくても妥協できる条件は何か。

この3つを整理しておきましょう。

自己分析は翌日など、少し時間をおいて見直すと、思い出したり、修正したりする箇所が出てきます。ブラッシュアップは必要ですが、様々な企業や人に出会って変わっていくこともありますので、最初の時点で完璧なものを目指しすぎず、ある程度整理できたら、行動に移し転職活動をしながら見直していくようにしましょう。

ライター紹介

小松紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン

一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会

1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp

国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp


株式会社アールナイン

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