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転職が人生を変えた!みんなの天職エピソード「大手企業から地域密着型のハウスメーカーに転身して得た‟理想“」

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「転職」は、単に職場や仕事が変わるだけでなく、人間関係やライフスタイル、そして余暇の過ごし方など人生そのものを大きく変えていきます。

今の環境がよくも悪くもガラッと変わるだけに、行動を起こすには勇気も必要ですが、思い切って一歩踏み出せば、まさに「天職」ともいえる仕事と理想の環境を手にすることができるかもしれません。

今回は、大手企業からの地域密着型の中小企業への転職で、「天職」と「理想の環境」を得たAさんの事例を紹介します。

利益を追求し、大都市を転々とする生活

Aさんは、超大手デベロッパーに勤める建築士として100戸以上の大規模マンションの設計に携わり、34年毎に東京、大阪、名古屋と大都市を転々とする転勤族でした。

建築が好きだからこそ就職したはずの企業で、何よりも求められるのは「収益性」。とにかく安い建築材を使って、どれだけ収益性を高められるか?が評価の基準である今の仕事に、どこか疑問を抱いていました。

さらに、周囲の環境を一変させてしまう大規模マンションの開発は、地域から反対運動があることもあります。空き家問題も深刻化するこの時代に、自社の利益のために収益性を追求したマンションを作り続けなければならない。しかも、それが地域から歓迎されないこともある。

Aさんは自分の仕事と転勤が続く生活に、「このままで本当にいいのだろうか」と感じ始めていました。

収入と心のバランス、選ぶべきなのは?

Aさんの気持ちが動いたのは、何度目かの辞令で、名古屋から再び東京への転勤を言い渡された時でした。

東京に戻っても、年間何百万円も家賃を払いながら賃貸で暮らす生活と、収益性を追求する仕事が続いていきます。アウトドア派で自然が好きなAさんは、環境に優しいとは決していえない現在の仕事に、心の底から肯定的にはなれずにいました。また、根無し草のような転勤生活で、家族に負担をかけていると申し訳ない気持ちもありました。

考え抜いた結果、Aさんは緑豊かな地方への転職を決意します。大手企業の社員としての「高収入」は捨てがたいものでしたが、「心の満足感」とのバランスを考えたときに、Aさんにとって重要なのは「収入」ではなかったのです。

見えるようになった「そこに住む人の喜ぶ顔」

Aさんが選んだのは、地方のハウスメーカーBでした。

Aさんは前職でも年間12戸は戸建て住宅を設計していて、環境に優しい建材を使って、「そこに住む人の顏」が見えるその仕事を楽しいと感じていました。だからいつかは、住む人の顔が見えないマンション設計ではなく、住む人の喜ぶ顏がみえる戸建て住宅の設計を生業にしたいと考えていたのです。

全国規模の超大手デベロッパーから地方の中小企業に転職したことで、収入は3割以上ダウンしました。しかしその先には、今ままでは考えられなかったような生活が待っていました。

B社では「オーナー様の家をまもる」ことを理念に、アフターメンテナンスも大手メーカーよりもずっと長く設定し、まさに地域密着型の事業を展開していました。製材業をルーツにもち、木にこだわり、無垢や漆喰など自然素材を使った木造建築を得意とするB社の住宅建築は、今まで収益性を追求するため、主にプラスチックを利用した新建材ばかりを扱わざるを得なかったAさんにとって、まさに「環境に優しく、自分が本当にいいと思えるものを扱える」ワクワクするような仕事でした。

何よりも今までと異なったのは、「そこに住む人の顔が見える」ことでした。

B社ではお客様との関係を築くために、建築士であるAさんもモデルハウスからお客様とコミュニケーションをとり、建築のコンセプトを伝えることから始め、住宅購入資金に関する情報提供からアフターメンテナンスまで長期にわたって関わっていきます。

「家を購入する」というのは、人生で最も大きな買い物であり、大きなライフイベントの1つです。単に「住む人の顔が見える」というだけでなく、重要なライフイベントに深く関わり、信頼されていると実感できること、そして今までは聞く機会のなかった「住宅引き渡し後、実際に住んでみた感想」も直接お客様から聞けることが、Aさんのやりがいや充実感、そして仕事を通じた成長につながっていきました。

お客様と、地元の飲み屋でばったり会うこともある。都会では考えられないことだけれど、だからこそ信頼関係が重要だし、うそやごまかしがきかない。

都会にはない濃い人間関係を好まない人もいます。しかし、「自分がいいと思うものを作りたい」「人が喜ぶ顔が見たい」と思っていたAさんにとっては、それは心地が良いものだったのです。

「理想の家」も手に入れて…

充実したのは仕事だけではありません。Aさんは、転職先に土地を買い、自分自身で設計したこだわりの「理想の家」も建てました

家には念願の薪ストーブもあり、土日も薪割りや庭いじりなどに精を出すAさんは、「都市部にいた時よりも、『生きている』感じがします」と笑って話してくれます。

  • 「大手企業勤務」というブランドと安定感。
  • 高い年収。

Aさんは、転職で手放したものが大きかったことも知っています。しかし、それと引き換えに手にした仕事のやりがいや、プライベートの充実感もまた、大きいことも感じています。

転職して本当に正解だったと、これからの生き方で示していきたい」というAさんの表情に、天職を見つけた人の明るく力強い覚悟が見えた気がしました。

転職して「これが私の天職!」と感じるには、様々な要素が影響したり、時には時間がかかったりします。しかしAさんのような「選んだ道を正解にしていきたい」という思いがあれば、それが「天職」になる日も近いのではないでしょうか。

ライター紹介

小松紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン

一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会

1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp

国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp


株式会社アールナイン

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