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転職者に聞いた!Uターン転職のメリット・デメリットとは?

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生まれ育った地元に戻る、Uターン転職。慣れ親しんだ土地とはいえ、学生時代に過ごした感覚と社会人として働きながら住む感覚は、また違うものになります。実際にUターンをしてみると、どうなのか。今回は、実際にUターン転職をした方に聞いた、そのメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット➀ 満員電車から解放され、通勤が楽になる

まず誰もが真っ先に挙げるメリットが、この「満員電車からの解放」です。

都市部で通勤していると、通勤ラッシュによる通勤のストレスはどうしても避けられません。さらに都市部では、乗り継ぎなどで通勤時間が1時間前後かかることも珍しくないので、元気がある20代の頃はいいのですが、何年も続くと通勤だけで朝からエネルギーを消耗してしまいます。

その点、Uターン転職すれば、家賃や土地代も都市部に比べると安くなるので職住近接が実現します。なかにはUターン転職によって、「自転車で10分の通勤」を実現した人もいますし、そこまで近くなくてもマイカーで15~20分の通勤になって通勤ストレスが激減したという話はよく聞きます。

満員電車とさよならし、身体的にも心理的にも楽になる。そして、通勤に費やしていた時間を、他のことに使える。これが、Uターン転職の大きなメリットといえます。

メリット② 住環境が充実する

よく、「地方のほうが、物価が安い」といわれますが、食品や生活消耗品の値段は地方も都市部も大差はありません。ものによっては価格競争の激しい都市部のほうが、安いくらいかもしれません。

しかし、大きく異なるのが家賃をはじめとする住宅にかかるコストです。家賃も都市部と地方では、同じ家賃を出して住める部屋の広さや、利便性などが全く違います

また、Uターンをして実家暮らしになれば住居費そのものがなくなり、生活費も大幅に節約できます。生活費をいくらか家に入れても、住居にかかる金銭的負担は減少し、その分収入を他の用途に使えるようになります。余暇に使ったり、奨学金の返済に充てたり、将来に備えて貯金したりと、働いて得たお金をより有効に使えるでしょう。

メリット③ 家族との時間が増える

Uターンして実家や実家の近くに住めば、自分の両親など家族と過ごす時間も増えます。「両親が年を取ってきたので、心配」という方も、一緒に(または近くに)住んでいればいざという時にも安心です。

厚生労働省が発表している、「都道府県別の時間外労働時間」によれば、地方だからといって時間外労働が都市部に比べて短いわけではないのですが、実際にUターンをした方に取材を重ねてみると、「早く帰れるようになったので、家族との時間が増えた」「ワークライフバランスがよくなった」という声を必ず聞きます。

現在の仕事の状況やUターンで転職した先の仕事にもよりますが、Uターン転職でワークライフバランスが変わり、家族との時間が増える可能性も高いでしょう。

メリット④ 子育てがしやすい

「自分が生まれ育った環境で、自然の中で伸び伸びと子育てしたい」と考える人は少なくありません。その意味では、Uターンのメリットを最も実感できるのは、子育てに関してかもしれません。

自然に近い環境の良さに加え、待機児童の問題も地方にいけばほとんど縁がありません。また、実家の近くに住むことで、両親からの子育てのサポートを期待できるケースもあるでしょう。

デメリット➀ 年収は下がる

しかし、Uターン転職はメリットだけではありませんので、Uターン転職の現実も知っておきましょう。

よくデメリットとしてあげられるのが、年収が大幅にダウンすることです。ビジネスパーソンの平均年収として、「求人情報・転職サイトDODA」(株式会社パーソルキャリア)の「平均年収ランキング2017」をみてみると、最も高い東京都の平均年収は452万円。一方、愛知県では406万円、大阪府でも394万円と、愛知や大阪などの大都市圏でさえ東京都から比べれば1割ダウンします。これが地方にいけば、年収はもっと下がります。

業種や職種にもよりますが、一般的にUターン転職では2~3割年収ダウンするため、地元企業から提示された年収に驚く方もいらっしゃいますが、賃金水準が東京とは異なるため、これは仕方がないことなのです。

ただし、Uターン転職をした方々に話を聞くと、「最初は提示された年収にどうしようかと思ったけれど、実際にやってみると年収が下がっても困らなかった」という声をよく聞きます。

それは、支出のなかでも大きな割合を占める「住居費」が安くなることや、良くも悪くも娯楽が少なく、また車通勤になって「帰りに一杯」という外食の機会も減るため、支出が減るからだそうです。

生活面では思った以上の支障はないようですが、かつての同僚たちが高収入を得ていると思うと複雑な心境になることはあるそうなので、これもデメリットといえるかもしれません。

デメリット② 求人は少なく、職種も都市部ほど選べない

「地元に帰りたいけれど、仕事がない」

こんな話をUターン希望者からよく聞きます。実際に売り手市場の今、すべての都道府県の求人倍率が1.0倍を上回っているとはいえ、求人はあっても職種は都市部ほど多くないので、Uターン転職では、転職先も都市部ほどは選べません

そのため、自分の経験を活かせる求人にタイミングよく出会えるかどうかは運次第。職種にこだわらなければ仕事はありますが、経験を活かした仕事に就きたいのであれば、長期戦を覚悟して求人情報を定期的にチェックしていくこと、そして「これだ!」と思う求人を見つけたら、「今は仕事も忙しいし・・・」と後回しにせずにそのご縁を大切にすることが必要となってきます。

 

さて、ここでは一般的なメリット・デメリットをあげましたが、それらを自分も同じようにメリットやデメリットと感じるかは価値観によって変わってきます。

たとえば、Uターン転職で大きく変わることの1つに「人間関係」があります。

地元に転職すれば、仕事上で関わる人(職場の上司や同僚、取引先、顧客企業など)が知り合いだったり、学校の同窓生や先輩だったりします。また、初めて会った人でも地元の飲み屋やショッピングセンターで偶然会う可能性も高くなり、人間関係が自ずと濃くなります。

これを「知り合いでやりやすい」「役に立てているのが実感できて嬉しい」とメリットと感じるか、「その人間関係が煩わしい」と感じるかは人の価値観によるでしょう。

Uターン転職によってワークスタイルは大きく変わります。

今回紹介したポイントは、その変わった先にある一例となりますので、それが自分の実現したい生活のイメージに合うかどうか、ぜひ想像力を働かせてみてください。また、地方自治体によってはUターン者に対する補助金制度もありますので、Uターンすると決めた時には、自治体のホームページも忘れずに確認してみましょう。

ライター紹介

小松紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン

一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会

1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp

国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp


株式会社アールナイン

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